横浜市の公営斎場の完全ガイド|アクセス、料金、口コミをご紹介

横浜市が運営する公営斎場は、故人を送る大切な場所です。公営ならではの信頼性と経済性を兼ね備え、多くの市民に選ばれています。しかし、その特徴や利用方法については意外と知られていないのが現状です。本記事では、公営斎場の基本的な概念から、横浜市内の各施設のアクセス、料金体系、そして実際の利用者の声まで、詳しくご紹介します。大切な人との最後の別れの場所選びに、ぜひお役立てください。

目次

横浜市久保山斎場の紹介

概要

横浜市久保山斎場は、横浜市西区元久保町に位置する市営の火葬場です。この斎場は、敷地面積6,561平方メートルに12基の火葬炉と12室の火葬待合室を備え、80台分の駐車場も完備されています。斎場自体は火葬専用施設で、葬儀場は併設されていません。

住所

神奈川県横浜市西区元久保町3-1

アクセス

  • 【電車】JR横須賀線「保土ヶ谷駅」東口下車、「保土ケ谷駅東口」8番乗り場より横浜市営バス「市庁前」行きに乗車約12分、「久保山霊堂前」下車徒歩
  • 【電車】京浜急行「黄金町駅」前から、横浜市営バス「32:保土ヶ谷車庫」行きに乗車約6分、「久保山霊堂前」下車徒歩

料金

区分横浜市民料金市外料金
火葬(10歳以上)12,000円50,000円
火葬(10歳未満)8,000円34,000円
火葬(死胎児)2,400円10,000円
待合室使用料(40人用)5,000円7,500円

口コミ

利用者の口コミでは、横浜市久保山斎場の清潔さやスタッフの対応が高く評価されています。特に建物内の清掃が行き届いており、待合室も快適で広々としています。また、斎場の雰囲気が落ち着いていることも好評です。一方で、公共交通機関を利用する場合のアクセスが不便である点や、設備が古く感じるという意見も見られます。特に高齢者には斎場への移動が大変だと感じる方が多いようです。

総評

横浜市久保山斎場は、市民にとって使いやすい火葬場として評価されています。清潔で快適な環境と、親切なスタッフの対応が特に良いとされています。駐車場も広く、利便性が高いです。予約の際は、早めに手続きを進めることをおすすめします。

横浜市戸塚斎場の紹介

概要

横浜市戸塚斎場は、横浜市戸塚区鳥が丘に位置する市営の火葬場および葬儀施設です。施設には、1階ホールと2階ホールがあり、それぞれ70席の椅子席を備えています。駐車場は約50台分が用意されており、戸塚区で唯一の火葬場を併設した葬儀施設です。施設の貸出のみで、葬儀の施行は利用者が手配する必要があります。

住所

神奈川県横浜市戸塚区鳥が丘10-5

アクセス

  • 【電車】横浜市営地下鉄ブルーライン「踊場駅」から徒歩約15分
  • 【バス】JR横須賀線・東海道線・横浜市営地下鉄「戸塚駅」下車、戸塚バスセンター7番乗り場より神奈中バス「戸79系統:弥生台駅」行きに乗車約9分、「戸塚斎場前」下車徒歩すぐ
  • 【バス】相鉄いずみ野線「弥生台駅」下車、神奈中バス「戸79系統:戸塚バスセンター駅」行きに乗車約10分、「戸塚斎場前」下車徒歩すぐ

料金

区分横浜市民料金市外料金
火葬(10歳以上)12,000円50,000円
火葬(10歳未満)8,000円34,000円
火葬(死胎児)2,400円10,000円
待合室使用料(40人用)5,000円7,500円

口コミ

利用者の口コミでは、戸塚斎場の施設の清潔さやスタッフの丁寧な対応が高く評価されています。アクセスについては、自家用車での来場が便利との声が多く、駐車場も広くて使いやすいとのことです。一方、公共交通機関でのアクセスがやや不便との指摘もあります。施設内の設備も充実しており、待合室が広く、落ち着いた雰囲気で葬儀が行えると好評です。

総評

横浜市戸塚斎場は、市民にとって使いやすい火葬場および葬儀施設として評価されています。清潔で快適な環境と、親切なスタッフの対応が特に良いとされています。アクセスも比較的良好で、駐車場も広く、利便性が高いです。予約の際は、早めに手続きを進めることをおすすめします。

横浜市南部斎場の紹介

概要

横浜市南部斎場は、神奈川県横浜市金沢区に位置する市営の斎場です。広大な敷地に10基の火葬炉と2つの葬儀式場を備えています。さらに、74台分の駐車場を完備し、アクセスも良好です。

住所

神奈川県横浜市金沢区みず木町1

アクセス

  • 【電車】京急本線「金沢八景駅」よりバス10分「隧道東口」下車徒歩10分
  • 【電車】JR東海道・横須賀線「大船駅」東口下車、バス26分「隧道東口」下車徒歩10分

料金

区分横浜市民料金市外料金
火葬(10歳以上)12,000円50,000円
火葬(10歳未満)8,000円34,000円
火葬(死胎児)2,400円10,000円
待合室使用料(40人用)5,000円7,500円

口コミ

横浜市南部斎場の口コミでは、施設の清潔さやスタッフの対応が高く評価されています。特に、葬儀から火葬まで一ヶ所で行える点が便利とされています。車でのアクセスは良好ですが、公共交通機関でのアクセスにはやや不便さを感じるとの声もあります。周辺施設が少ないため、必要なものは事前に準備が必要です。全体的に、広くて綺麗な施設で落ち着いた雰囲気が好評です。

総評

横浜市南部斎場は、市民にとって利用しやすい施設です。清潔で快適な環境と親切なスタッフの対応が特に評価されています。アクセスも比較的良好で、広い駐車場が利便性を高めています。

横浜市北部斎場の紹介

概要

横浜市北部斎場は、横浜市緑区に位置する市営の葬儀専用施設および火葬施設です。敷地面積90,330.34平方メートル、延床面積20,048平方メートルを誇り、火葬炉16基、火葬待合室14室、葬儀式場4ホール、駐車場180台を備えています。近代的な設備と広大なスペースが特徴で、利用者に快適な環境を提供しています。

住所

神奈川県横浜市緑区長津田町5125番地1

アクセス

  • 【電車】JR横浜線「十日市場駅」から市営バス55系統「若葉台中央」行きに乗車、約10分。「北部斎場入口」下車、徒歩10分。
  • 【電車】東急田園都市線「青葉台駅」から市営バス55系統「若葉台中央」行きに乗車、約20分。「北部斎場入口」下車、徒歩10分。
  • 【タクシー】JR横浜線、東急田園都市線「長津田駅」からタクシーで約10分。

料金

区分横浜市民料金市外料金
火葬(10歳以上)12,000円50,000円
火葬(10歳未満)8,000円34,000円
火葬(死胎児)2,400円10,000円
待合室使用料5,000円7,500円

口コミ

横浜市北部斎場の口コミでは、施設の清潔さやスタッフの対応が高く評価されています。建物は広く、自然に囲まれた静かな環境が心を落ち着かせると好評です。駐車場が広く、車でのアクセスが良い点も挙げられています。一方で、公共交通機関を利用する場合はやや不便で、駅から遠くバスの利用が必要な点が指摘されています。

総評

横浜市北部斎場は、広々とした敷地と近代的な設備が魅力の施設です。清潔で快適な環境と、親切なスタッフの対応が特に評価されています。市営の施設であるため、費用面でも安心して利用できる点が特徴です。アクセスも比較的良好で、駐車場も広く、利便性が高いですが、予約は早めに行うことをおすすめします。

公営斎場とは?定義と基本情報

公営斎場は、自治体が運営する葬儀・火葬施設です。多くの人々にとって、大切な人との最後のお別れの場となる重要な施設です。この記事では、公営斎場の定義や特徴、民間斎場との違い、種類や施設構成、そして運営主体と法的根拠について詳しく解説します。

公営斎場の定義と特徴

公営斎場とは、地方自治体が設置・運営する葬儀や火葬のための施設です。主な特徴として以下が挙げられます:

  • 比較的低価格での利用が可能
  • 火葬場が併設されていることが多い
  • 宗教や信仰を問わず利用可能
  • 地域住民の利用が優先される
  • 基本的な設備が整っている

公営斎場は、地域社会に欠かせない公共施設として重要な役割を果たしています。しかし、利用にあたっては以下のような点に注意が必要です:

  1. 予約が集中しやすく、希望の日程が取りづらいことがある
  2. 付帯サービスが限られている可能性がある
  3. 立地によっては交通アクセスが不便な場合がある

公営斎場と民間斎場の違い

公営斎場と民間斎場には、運営主体や提供されるサービス、費用などに違いがあります。以下の表で主な違いを比較します:

項目公営斎場民間斎場
運営主体地方自治体葬儀社
利用料金比較的低価格一般的に高価
火葬場の併設多くの場合併設併設は稀
サービスの充実度基本的なサービスが中心多様なサービスを提供
予約の取りやすさ混雑時は困難な場合あり比較的予約が取りやすい

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民間斎場は、より豪華な設備や多様なプランを提供する傾向にありますが、それに伴い費用も高くなります。一方、公営斎場は基本的な設備とサービスを低価格で提供しているため、費用面での負担が少ないのが特徴です。

公営斎場は、地域社会にとって重要な公共施設であり、誰もが平等に利用できる場所として位置づけられています。しかし、施設の老朽化や利用者のニーズの多様化に伴い、多くの自治体で施設の改修や運営方法の見直しが行われています。今後は、より効率的で利用者にやさしい公営斎場の在り方が求められていくでしょう。

公営斎場のメリットとデメリット

公営斎場は、地方自治体が運営する葬儀・火葬施設として、多くの人々に利用されています。ここでは、公営斎場を選ぶメリットや注意点、民間斎場との比較、そして公営斎場がおすすめな人について詳しく解説します。

公営斎場を選ぶメリット

公営斎場には、以下のようなメリットがあります:

  • 費用が比較的安価:民間斎場と比べて利用料金が抑えられています
  • 公平性:宗教や信仰を問わず、誰でも利用できます
  • 信頼性:自治体が運営しているため、安心感があります
  • 火葬場の併設:多くの場合、火葬場が併設されているため、移動の手間が省けます
  • シンプルな手続き:基本的なサービスが中心のため、複雑な選択を迫られることが少ないです

公営斎場利用時の注意点とデメリット

一方で、以下のような注意点やデメリットもあります:

  1. 予約の取りづらさ:特に混雑時期は希望の日程が取れない可能性があります
  2. サービスの限定:付帯サービスが少なく、カスタマイズの余地が限られます
  3. 施設の古さ:設備が古い場合があり、快適性に欠ける可能性があります
  4. アクセスの問題:立地によっては交通の便が悪い場合があります

どんな人に公営斎場がおすすめか

以下のような方々に公営斎場の利用をおすすめします:

  • 費用を抑えたい方:予算が限られている場合、公営斎場は経済的な選択肢となります
  • シンプルな葬儀を希望する方:基本的なサービスで十分という方に適しています
  • 地域とのつながりを大切にしたい方:地元の施設を利用することで、地域社会との連帯感を感じられます
  • 宗教や宗派にこだわりがない方:公営斎場は宗教色が薄く、中立的な雰囲気です
  • 火葬のみを行いたい方:火葬に特化したサービスを求める方に適しています

公営斎場の選択は、故人の意思や遺族の希望、予算、参列者の数など、様々な要因を考慮して決定することが大切です。また、事前に施設見学や詳細な情報収集を行うことで、より適切な選択ができるでしょう。公営斎場は、地域に根ざした重要な公共施設として、多くの人々の最後の別れの場を支え続けています。

まとめ

公営斎場は、地方自治体が運営する低価格で利用しやすい葬儀・火葬施設です。宗教を問わず誰でも利用でき、多くの場合火葬場が併設されているのが特徴です。一方で、予約が取りにくい、サービスが限定的といったデメリットもあります。選ぶ際は立地やアクセス、設備、予約状況、併用可能なサービスなどを事前に確認しましょう。費用を抑えたい方やシンプルな葬儀を希望する方におすすめですが、個々の状況に応じて民間斎場との比較検討も大切です。適切な情報収集と準備により、大切な人との最後のお別れを心を込めて執り行うことができます。

参考文献

はじめてのお葬式ガイド
公営斎場とは?特徴や費用など 斎場とは、亡くなった人を弔うお通夜や告別式といった葬儀を行う会場のことです。運営する組織によって公営斎場と民間斎場にわけられます。 公営斎場は価格が比較的安く、...
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