神保町エリアは老舗の書店街としてだけでなく、多彩なグルメスポットが集まる東京屈指のランチ激戦区としても知られています。古き良き昭和の雰囲気を残す老舗カレー店から、話題の最新カフェ、本格派イタリアンまで、様々なジャンルの名店が軒を連ねています。
駅周辺の路地裏には隠れた名店も多く、ランチタイムになると行列ができる人気店も少なくありません。今回は神保町周辺で食べられる絶品ランチをジャンル別・予算別にご紹介します。本場の味を楽しめる名物店から穴場的スポットまで、神保町グルメを余すことなくお届けします。
神保町エリアの伝統ある老舗カレー店
神保町といえばカレーの激戦区として知られています。長い歴史を持つ老舗店から個性派の新店まで、多彩なカレーの名店が集まっています。まずは神保町カレーの代表格ともいえる老舗名店をご紹介します。
創業100年近い老舗「共栄堂」のスマトラカレー
神保町を代表する老舗カレー店「共栄堂」は大正13年創業という歴史があり、独自の味わいで地元ファンから観光客まで幅広い支持を集めています。看板メニューは「スマトラカレー」で、26種以上のスパイスを使い野菜が溶けるまで煮込んだ深い味わいが特徴です。
ポークカレー(税込¥1,200)は豚肉の甘みと深いルーのハーモニーが絶品で、初訪問なら必ず試すべき一品です。昭和レトロな喫茶風の店内でゆったりと老舗の味を堪能できる、神保町カレーの王道的存在です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ~¥1,500 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-6(神保町サンビルB1) 神保町駅 徒歩1分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
濃厚欧風カレーの名店「ボンディ 神保町本店」
神保町カレー激戦区でもトップクラスの人気を誇る「欧風カレー ボンディ」は、創業昭和42年の老舗です。フランスのブラウンソースを応用した濃厚な欧風カレーが看板メニューとなっています。
「ビーフカレー」(税込¥1,600)は、バターなど乳製品たっぷりのルーに自家製フルーティーチャツネの甘みとスパイスの辛味が絶妙に調和しています。辛さは甘口~辛口の3段階から選べるので、辛い物が苦手な方でも安心して楽しめるのが嬉しいポイントです。茹でジャガイモの付け合わせ(特製バター付き)は「ボンディ」が元祖とも言われる名物サービスで、ホクホクのじゃがいもをカレーに入れるもよし、バターを絡めて食べるもよしの楽しみ方があります。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,500前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-3(神田古書センター2F) 神保町駅 徒歩1分 |
営業情報 | 年末年始以外無休 |
インドカレーの草分け「エチオピア」の多彩な辛さ
神保町で1988年創業、薬膳風インドカレーの草分け的存在の「カリーライス専門店 エチオピア」。さらさらのスパイスカレーは注文を受けてから1皿ずつ調理され、野菜やスパイスの旨味が凝縮されています。
定番人気の「ビーフカリー」「チキンカリー」は各¥920(税込)と1,000円以下とリーズナブル。水分多めのさらっとしたルーに具材の旨味が溶け込み、ご飯によく合う優しい風味が特徴です。辛さは0~70倍(!)まで調節可能で、0倍でも一般的な中辛程度、辛党なら超激辛70倍に挑戦する価値ありです。1階は喫茶店風カウンター席で創業時の名残を感じさせ、2階はテーブル席となっています。日曜も営業しているのは日曜ランチ難民には嬉しいポイントです。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥900前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町3-10 神保町駅 A5出口 徒歩5分 |
営業情報 | 無休 |
神保町のおしゃれなエスニックランチ
神保町には本場の味を楽しめる本格派エスニック料理店も充実しています。スパイスの効いた個性的な料理を求める方にぴったりのお店をご紹介します。
本格北インド料理「マンダラ」のスパイシーカレー
「マンダラ」は本格北インドカレーの人気店です。20種以上のスパイスを駆使したカレーは刺激的な辛さの中にも日本人好みの旨味があり、もちもちのナンとの相性も抜群です。
「チキンバターマサラ」(税込¥1,300)はトマトの酸味とバターのコク、芳醇なスパイスが織り成す深い味わいで、思わず癖になる逸品です。平日・週末それぞれ内容が異なる充実のランチセットもあり、ボリューム満点のAランチ(平日¥1,680税込~)はカレー2種にナン・ライス、タンドリーチキン等が付いた大満足の内容です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,000~¥1,800 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-17(集英社共同ビルB1) 神保町駅 徒歩1分 |
営業情報 | 年末年始除き無休 |
「Rスリランカ TOKYO」の進化系スリランカカレー
福岡発の行列店「Rスリランカ」が2022年10月に東京初出店した注目の新星「RスリランカTOKYO」。九州独自に進化した”九州ランカ系”スリランカカレーが話題を呼んでおり、ココナッツミルクベースのスパイシーなスープカレーにライスを島のように盛ったスタイルが特徴です。
カレーは5種類あり、「豚肩ロースステーキカレー」(税込¥1,500)は分厚い豚肩ロースの旨みとココナッツのまろやかな辛口カレーが絶妙にマッチしてボリューム満点です。ライスがドライカレーになった「ドライカレー&カレー」も人気で、単体で食べてもルーに浸して味変しても絶品です。さらにルー・ライスのおかわり1回無料(MOREカレー)サービスがあり、辛さ違いのルーを追加注文することも可能です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,200~¥1,600 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-54-4(JHVビル1F) 神保町駅 徒歩5分、水道橋駅 徒歩7分 |
営業情報 | 日曜夜のみ定休 |
「サクラカフェ&レストラン」24時間オープンの多国籍料理
24時間営業で世界各国の家庭料理が楽しめる「サクラカフェ&レストラン」。宿泊施設併設の国際色豊かなカフェで、訪れた各国のお客さんから教わったレシピを基に世界各地の郷土料理を提供しています。
店内には各国の小さな国旗が飾られ、まるで異国のカーニバルに来たような賑やかで楽しい雰囲気です。おすすめメニューはとろ~りチーズたっぷりの「サクラ焼きカレー」で、ピリ辛の和風ビーフカレーにたっぷりのチーズを乗せオーブンで焼き上げた人気の逸品です。そのほか世界各国のビールや珍しいドリンクも揃い、昼から各国の味で旅行気分を味わえます。年中無休・24時間オープンなので、時間を気にせずゆっくり長居できるのも魅力です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,000前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-21-4 神保町駅 A1出口 徒歩2分(九段下駅6番出口 徒歩8分) |
営業情報 | 無休・24時間営業 |
神保町の老舗レストラン
神保町では昔ながらの雰囲気を味わえる老舗レストランも数多く存在します。懐かしくも新鮮な昭和の味わいを楽しめるお店をご紹介します。
100年以上の歴史「ランチョン」のクラシック洋食
明治42年創業の老舗洋食レストラン&ビアホール「ランチョン」は、100年以上の歴史を持ち、大正・昭和の雰囲気漂うシックで広々とした店内が「レトロで可愛い」と若い世代からも再注目されています。
昔ながらのエビグラタン(¥1,400)やナポリタン(¥1,100)、エビフライ(¥3,600)など心躍るクラシック洋食メニューがずらり。特におすすめは艶やかな薄焼き卵で包まれた「オムライス」(税込¥1,100)で、玉ねぎ・ハム・マッシュルームたっぷりのケチャップライスとふわふわ卵の相性が抜群です。洋食メニューは開店~閉店までいつでも注文可能なので、遅めのランチでも名物オムライスにありつけます。さらに平日15時までなら日替わりランチ¥1,300やステーキランチ¥1,800など限定セットも提供されています。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,000~¥1,800 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-6 神保町駅 徒歩1分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
「キッチン南海」の看板メニュー カツカレー
1960年創業、神保町のサラリーマンの胃袋を支えてきた町洋食の名店「キッチン南海」。お昼時には行列が途絶えない人気ぶりで、「チキンカツ生姜焼きライス」や「クリームコロッケ生姜焼きライス」などボリューム満点の定食類も軒並みファン多数です。
不動の一番人気は看板メニュー「カツカレー」です。約100時間じっくり煮込んだという黒い色の特製ルーは、辛さ控えめでまろやかながら濃厚なコクが深い味わいです。そのルーがたっぷり染み込んだサクサク衣のカツとの相性も抜群で、カツカレーの魅力を改めて実感できる逸品となっています。女性であればライス少なめでちょうど良いほど盛りも良く、昭和から令和まで変わらぬ味とボリュームで愛され続ける下町洋食屋さんです。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥800前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-5 神保町駅 徒歩4分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
「なかや蒲焼店」の老舗うなぎランチ
昭和21年創業、神保町で愛され続ける老舗うなぎ店「なかや蒲焼店」。2021年に店舗移転リニューアルし、現在は三代目が伝統の味を継承しています。創業当初から継ぎ足してきた秘伝のタレで香ばしく焼き上げる鰻は絶品です。
昼限定の「うな丼」(税込¥2,000)は創業時からの濃口醤油ダレがご飯と相性抜群で、ふっくら柔らかな鰻に炭火焼きの香ばしさが際立ち、箸が止まらない美味しさです。+¥100でお吸い物、+¥300で肝吸い追加も可能です。ゆとりがあれば鰻重(並¥3,200~大名¥6,500)もぜひ。ご飯の中にも鰻が敷かれた豪華版など値段に応じた違いがあります。和モダンで明るく清潔感のある店内はカフェのような雰囲気もあり、女性同士やカップルでも利用しやすい空間です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥2,000前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-32(出版クラブビル1F) 神保町駅 A5出口 徒歩2分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休(※土曜は昼のみ営業) |
神保町のトレンド系カフェランチ
古書店街として知られる神保町には、おしゃれなカフェも続々と誕生しています。SNS映えするメニューから本格派まで、魅力的なカフェランチをご紹介します。
「神保町ブックセンター」で本に囲まれながらのランチ
岩波ブックセンター跡地にできた複合施設内のカフェ「神保町ブックセンター」は、本に囲まれてランチができる理想的な空間です。店内は図書館の閲覧席のような落ち着いた雰囲気で、静かな環境を求める人に最適です。
年中無休で日曜・祝日も営業しているため、日曜ランチ難民の強い味方となっています。静かな空間で読書しながら一人ランチにも最適ですが、本好きカップルのデートにもぴったりです。ランチは「カツカレー」(¥1,050)や「カオマンガイ」(¥1,000)、「タコライス」(¥900)などがっつり系メニューも豊富で、本屋さん併設カフェながらお腹もしっかり満たせます。席によっては電源コンセントも利用可能で、作業しながらスイーツや軽食を楽しむこともできます。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥900~¥1,200 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-3-1(岩波アネックス1F) 神保町駅 A6出口 徒歩1分 |
営業情報 | 無休 |
「アボカフェ」のアボカド専門創作料理
日本初のアボカド専門カフェ「アボカフェ」は、アボカドグリーンの壁が可愛いポップな空間が特徴です。カウンター席からファミリー向けテーブル席まで完備しており、月~日毎日営業で週末でも絶品アボカドランチを楽しめます。
ランチメニューは「アボカド×○○」の創作丼やカレーなど約10種類が¥1,100~¥1,300(税込)で勢揃い。中でも「やみつきアボカドスパム丼」(税込¥1,100)は人気No.1で、アボカド・トマト・スパム・温玉・海苔を豪快にのせ、甘辛照り焼きマヨソースをかけた一杯は正にやみつきになる味です。ヘルシーな食材をふんだんに使いつつジャンキーな味付けがクセになると評判で、その名の通り一度食べたらやみつきになります。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,100~¥1,300 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-2-9 ウエルスビル3F 神保町駅 A5出口 徒歩3分 |
営業情報 | 不定休 |
「クリムト」の芸術空間で味わう絶品洋食
絵画や音楽に囲まれた癒しの洋食カフェ「クリムト」は、宮崎出身のオーナーシェフが腕を振るうあたたかな手料理と、店内に飾られた絵画や流れる音楽の調べで都会の喧騒を忘れさせてくれる隠れ家店です。
平日ランチは11:30~14:00で、ジューシーなハンバーグから焼きカレーまで多彩なメニューを提供。メニューには「アボカドハンバーグ」や「ゴルゴンゾーラチーズソース」などユニークな品が揃い、濃厚チーズを絡めたハンバーグは絶品です。焼きカレーも人気が高く、チーズをたっぷりのせてオーブンで焼いた香ばしい一皿はファン多数です。店内あちこちに画集やアートが配され、アンティーク調の家具に囲まれてゆったり落ち着いた時間を過ごせます。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,000~¥1,500 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町3-2(九段ロイヤルビル1F) 神保町駅 A2出口 徒歩3分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
神保町のコスパ抜群ランチ
神保町エリアには学生や若手サラリーマンにも嬉しい、リーズナブルながら満足度の高いコスパランチも豊富にあります。予算を抑えつつ大満足できるお店をピックアップしました。
「神保町食肉センター」の焼肉ランチ食べ放題
破格の焼肉ランチ食べ放題で有名な「神保町食肉センター」は、店名は食肉卸問屋のようですが、昼時には学生からサラリーマンまで腹ペコ客で大行列ができる人気店です。
最大の魅力は45分間焼き放題・おかわり自由で¥1,000ポッキリ(税込)の焼肉食べ放題システムです。まずA~Cの3種セットから好きなお肉を選び、食べ終わったら好みの肉を好きなだけ追加注文可能というシステムです。Aセット「モモ塩&ネックピートロ味噌」、Bセット「モモタレ&ネックピートロ味噌」、Cセット「レバー塩&ハツ塩」とバラエティ豊か。中でも新鮮な朝挽きレバーはコクと繊細な甘みがとろける絶品で、ホルモンが苦手な人にもぜひ試してほしい看板メニューです(数量限定)。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,000 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-16-2 神保町駅 徒歩5分 |
営業情報 | 無休(ランチ11:30~14:30、受付終了14:00頃) |
「まれびと」の蕎麦とキーマカレーの絶妙コンビ
手打ち十割蕎麦と和風キーマカレーの異色コラボ「まれびと」は、地下に降りる階段を下りると民芸品が配されたおしゃれな空間が広がる蕎麦処です。
こちらの2代目店主は「そば屋のカレーは旨い」を体現すべく和風出汁香る自家製キーマカレーを提供しており、ランチ限定で¥840という破格で味わえる上に大盛り無料サービスというコスパの高さが魅力です。さらに名物の十割手打ち蕎麦とセットにした「そば屋のキーマカレーセット」も人気で、コシとのど越し抜群のもり蕎麦と濃厚キーマを同時に楽しめて一石二鳥(セット¥1,290税込)。そばつゆにもブレンドされたスパイス香るキーマカレーは辛みがまろやかで、素材の甘みが感じられる優しい味わいです。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥840~¥1,400 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-13 地下1F 神保町駅 A5出口 徒歩2分 |
営業情報 | 日曜定休 |
「和Dining三十」の和食ランチ
路地裏に佇む隠れ家和食ダイニング「和Dining三十」。店主の「日本料理をもっと身近に」との思いから生まれたお店で、木の温もり溢れる店内でくつろぎのランチが楽しめます。
ランチタイム(火・金 11:30~14:00/水・木・土 12:00 – 15:00)は品数豊富でお得な日替わり定食を提供。主菜はお肉料理かお魚料理から選べ、小鉢2品+サラダ+ご飯+味噌汁がセットになり、主菜と味噌汁以外のおかずはおかわり自由という太っ腹ぶりで、おかずを好きなだけお代わりできるので、野菜もたっぷり摂れて大満足です。+¥100で自家製和風プリンを追加することも可能。神保町駅A5出口から徒歩1分という駅近ながら、喧騒を離れてほっと寛げる穴場的存在です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥1,300前後 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-14-16 神保町駅 A5出口 徒歩1分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
神保町の本格派麺類ランチ
神保町は様々な麺料理の名店が集まるエリアでもあります。こだわりの一杯を提供する人気の麺類専門店をご紹介します。
「うどん 丸香」の極上讃岐うどん
都内随一とも称される本格讃岐うどんの超人気店「うどん 丸香」。香川・山越うどん出身の店主が打つコシの強い麺で、本場さながらの味を東京で提供しています。開店前から行列必至で、並び開始は10:40から(早すぎる到着は待機不可)とルールがあるほどの盛況ぶりです。
初めてならシンプルな「釜たまうどん」(¥600)がおすすめで、茹でたての麺に卵と醤油を絡めた王道讃岐スタイルの旨さを堪能できます。カルピスバターを落とした「釜たまカルピスバター」や山芋+ワサビの「釜たま山」(各¥760)といった変わり種もあり、まず基本→次回からアレンジと楽しみが広がります。がっつりいきたい時は「肉うどん」(¥900)も人気で、薄口醤油や黒糖等で味付けした牛肉が優しい甘さで麺によく合い絶品です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ~¥1,000 |
住所・アクセス | 千代田区神田小川町3-16-1ニュー駿河台ビル 1F 神保町駅 A5出口 徒歩4分 |
営業情報 | 日曜・祝日定休 |
「覆麺 智」の唯一無二の個性派ラーメン
“がんこ系”直系の唯一無二ラーメン「覆麺 智」は、首都圏のラーメンマニアに知られる「一条流がんこ」の流れを汲み、厚みある出汁にビシッと醤油を利かせた中毒性高い一杯を提供します。
基本メニューは醤油ラーメン「覆麺」や汁なしの「まぜそば」ですが、曜日替わりで塩や味噌など2品以上の限定麺も登場します。特に毎週火曜限定の「塩ラーメン」は出汁素材を月替わりで変える凝りようで、月一で新しい味に出会えると通うファンも多いです。並盛でも麺量150gとボリューム満点で、濃厚スープに負けない極細麺がすすむすすむ。初来店時には段位認定式の会員カードが配布され、来店を重ね段位が上がるとトッピングサービスなど嬉しい特典も。マニア心をくすぐる仕掛けと強烈な個性で、熱烈な支持を集める唯一無二のラーメン店です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥800~¥1,100 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町2-2-12 神保町駅 徒歩2分 |
営業情報 | 祝日定休 |
「四川担々麺 辣椒漢」の絶品担々麺
本格派の汁なし担々麺が評判の人気店「四川担々麺 辣椒漢」。花椒の痺れる辛さと唐辛子の辣油が効いた特製ダレに中太麺がよく絡む看板メニュー「正宗担担麺」(汁なし担々麺)は、痺れ好きにはたまらないクセになる一杯です。
ひき肉の塩味とピーナッツ由来の甘みもアクセントとなり、複雑な旨みが丼の中に見事に表現されています。後引く辛さで箸が止まらなくなる旨辛さですが、単なる激辛ではなく山椒と辣油が織りなす奥深い辛味なので、辛さ耐性のある方はぜひチャレンジを。さらに強烈な痺れを求める方向けに「プレミアム正宗担担麺」も、汁あり派には辛さ調整可能な「日式担担麺」もラインナップ。駅から少し歩きますが、それでも行く価値十分と評判の、神田エリア屈指の担々麺専門店です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥800~¥1,000 |
住所・アクセス | 千代田区神田錦町1-4-8(ブロケードビル 1F) 小川町駅 徒歩3分、新御茶ノ水駅 徒歩3分 |
営業情報 | 祝日定休 |
神保町のSNS映え必至のレトロ喫茶
神保町エリアには長い歴史を持つ老舗喫茶店も多く、レトロな雰囲気と共に懐かしい味わいを楽しめるお店をご紹介します。
「さぼうる2」のジャンボナポリタン
昭和30年創業、ジブリの世界のような超レトロ喫茶「さぼうる2」の木とレンガに囲まれたノスタルジックな店内は独特の雰囲気で、長年学生や文化人に愛されてきました。
名物は鉄板の「ナポリタン」(税込¥900)で、お皿からあふれんばかりの特盛りが名物です。もちもちの太麺にトマトの酸味が効いたケチャップソースが絡む昔懐かしい味わいで、「デカ盛りナポリタン」としてテレビでも紹介され一番人気です。粉チーズやタバスコを振って頬張れば、どこかホッとする美味しさに箸が止まりません。並盛でもかなり多いので食が細い方は注文時にハーフサイズ対応可、逆に大盛りは+¥150で可能です。ミートソースやバジリコスパゲティ(各¥900)も同量で提供されています。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ~¥1,000 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-11 神保町駅 徒歩1分(※隣にある「さぼうる」は姉妹店、ランチは2号店のみ提供) |
営業情報 | 日曜定休 |
「石釜bake bread 茶房 TAM TAM」の石窯焼きメニュー
石窯焼きホットケーキと焼きカレーが名物の老舗カフェ「石釜bake bread 茶房 TAM TAM」。神保町駅近くの雑居ビル2階にあり、店内に一歩入ると石窯で焼かれたパンの香ばしい匂いとコーヒーの香りが漂います。
ランチタイムには平日も休日も行列必至の人気店で、価格も良心的です。中でも「石窯焼きカレー」(単品¥900前後~)は、石窯で焼いた熱々のカレーにオリジナルブレンドチーズと生卵をトッピングした当店イチオシメニューです。スパイシーなカレーにとろけるチーズとまろやかな卵が加わり、思わず笑みがこぼれる絶品です。看板の厚焼きホットケーキもファン多数で、外はカリッ中はふんわり焼き上げられた逸品です。
店舗情報 | 詳細 |
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ランチ予算 | ¥800~¥1,200 |
住所・アクセス | 千代田区神田神保町1-9 神保町駅 A7出口 徒歩1分 |
営業情報 | 不定休 |
まとめ
神保町エリアには老舗の名店から新進気鋭の人気店まで、多種多様なジャンルのお店が揃っています。カレーの激戦区として知られるだけでなく、ラーメン、うどん、洋食、寿司など様々な料理を楽しむことができます。駅周辺だけでなく少し足を延ばせば隠れた名店も多いです。
次回神保町を訪れる際は、この記事を参考に新たなお気に入りのランチスポットを見つけてみてください。行列必至の人気店が多いので、可能であれば少し早めの時間や、逆にピークを少し過ぎた時間帯に訪れるのがおすすめです。神保町の魅力的なグルメの数々を堪能してみてください!