【2026年最新】ChatGPTで志望動機を作成するプロンプト3選|コピペですぐ使える
「志望動機がうまく書けない」「何から手をつければいいか分からない」――就活や転職で誰もが一度はぶつかる壁ではないでしょうか。志望動機は、採用担当者が最も注目するパートのひとつであり、ここで差がつくことも珍しくありません。しかし近年は、ChatGPTなどの生成AIを活用することで、短時間で質の高い志望動機を作成できるようになっています。本記事では、志望動機をAIで効率よく仕上げるための実践的なプロンプトを3パターン紹介します。「シンプル版」「詳細版」「ステップバイステップ版」の3段階で、自分に合ったレベルから試してみてください。
志望動機の作成にプロンプトを活用すべき理由
志望動機で採用担当者が見ているポイント
志望動機は単なる「入りたい理由」ではありません。採用担当者は、応募者が自社のことをどれだけ理解しているか、そして自分の経験をどう結びつけているかを読み取ろうとしています。つまり「なぜこの会社なのか」と「なぜ自分なのか」の2軸が明確に伝わることが合格ラインの条件です。
しかし、この2軸を限られた文字数で論理的にまとめるのは、文章に慣れていない学生にとって大きな負担です。AIプロンプトを使えば、構成・論理展開・文字数調整を一気に整えられるため、内容の質を高めることに集中できます。
プロンプト活用で得られる3つのメリット
| メリット | 具体的な効果 |
|---|---|
| 時間短縮 | ゼロから書く場合に比べ、下書き作成が数分で完了する |
| 構成の安定 | 結論→根拠→貢献の流れが自動で整い、論理の飛躍を防げる |
| 客観的な視点 | 採用担当者目線のフィードバックが得られ、独りよがりな文章を回避できる |
プロンプトはあくまで「たたき台」を高速で生成するためのツールです。最終的には自分自身の言葉で調整し、オリジナリティを加えることが大切です。次の章から、実際に使えるプロンプトを3つのレベルに分けて紹介していきます。
【レベル1】シンプル版プロンプト:まずはサクッと下書きを作りたい人向け
シンプル版プロンプトの特徴
最初に紹介するのは、入力項目を最小限に絞った「シンプル版」です。志望動機を書くのが初めての方や、まずは全体像をざっくり作りたい方に最適です。応募先・職種・志望理由の核・エピソード・強み・文字数・トーンの7項目を埋めるだけで、すぐに下書きが生成されます。
「何を書けばいいか分からない」という段階の方は、まずこのプロンプトから始めてみてください。生成された文章を読むことで、志望動機に必要な要素が感覚的に掴めるようになります。
シンプル版プロンプト全文
# 役割
あなたは就活・転職向け文章作成の専門家です。
# 目的
【応募先】に通る志望動機を、【文字数】で完成させます。
# 入力欄 ※【括弧内を変更】
応募先:【例:株式会社◯◯/△△市役所/◯◯大学院】
職種・コース:【例:営業/エンジニア/総合職】
志望理由の核:【例:◯◯を実現したい/◯◯に惹かれた】
根拠エピソード:【例:研究/ゼミ/アルバイト/インターンでの具体】
強み:【例:傾聴力/やり切る力/分析力】
文字数:【例:200字/400字/600字】
トーン:【例:丁寧/熱量高め/落ち着いた】
シンプル版の使い方と注意点
使い方はとてもシンプルです。【括弧内】の例文を自分の情報に書き換え、そのままChatGPTに貼り付けるだけです。たとえば応募先を「株式会社ABCホールディングス」、職種を「総合職」、志望理由の核を「地方創生に携わりたい」などと入力すれば、それに合わせた志望動機が出力されます。
注意点として、シンプル版は入力情報が少ないぶん、出力がやや汎用的になりやすい傾向があります。生成後は「この内容が他社でも使い回せないか」を必ずチェックしましょう。
- 【括弧内】を自分の情報に置き換えて、ChatGPTにそのまま入力する
- 出力結果を読み、違和感がある部分は手動で修正する
- 「同業他社にも当てはまる内容」になっていないか確認する
- トーンの設定を変えて複数パターン生成し、比較するのも効果的
シンプル版の回答例
以下は、著者がChatGPT5.2を使用して出力した結果です。

【レベル2】詳細版プロンプト:説得力のある志望動機を仕上げたい人向け
詳細版プロンプトの特徴
詳細版は、採用担当者の評価軸を意識した設計になっています。シンプル版との最大の違いは、「成果や数字」「NGにしたい表現」「参考情報」など、より踏み込んだ入力欄が用意されている点です。これにより、出力される志望動機の具体性と説得力が格段に上がります。
「なぜここか」と「なぜ自分か」を一読で伝えたい方には、この詳細版が最もおすすめです。出力ルールとして、結論ファースト・論理の接続・具体行動と結果の記載が指定されているため、構成面でも安心です。
詳細版プロンプト全文
# 役割
あなたは採用担当の視点で文章を磨く、志望動機の編集者です。
# 目的
【応募先】の評価軸に合わせて、「なぜここか」と「なぜ自分か」が一読で伝わる志望動機を【文字数】で作ります。
# 入力欄 ※【括弧内変更】
応募先:【例:株式会社◯◯】
職種・コース:【例:マーケ職/総合職】
応募先で惹かれた点(具体):【例:事業/理念/プロダクト/顧客/文化】
自分の経験(具体):【例:ゼミ/研究/部活/アルバイト/インターン】
成果や数字:【例:売上◯%/参加者◯人/改善◯件】
学び・価値観:【例:顧客起点/挑戦/チームで成果】
入社後やりたいこと:【例:◯◯で△△を実現】
伝えたい強み:【例:課題発見→改善の実行力】
文字数:【例:300〜400字】
NGにしたい表現:【例:貴社の理念に共感/成長したいだけ】
参考情報(あれば):【例:募集要項/面接で聞かれたこと】
# 出力のルール
最初に結論として志望理由を1文で示して下さい。
次に「応募先の魅力→自分の経験→接続理由」の順で、論理が飛ばないように書いて下さい。
抽象語を避け、【具体行動】と【結果】を必ず入れて下さい。
最後は入社後の貢献で締め、読み手が期待できる形にして下さい。
指定の【文字数】に収め、敬語は過不足なく整えて下さい。
# 備考
企業名の言い換えや、使い回し感が出る表現は避けて下さい。
同業他社でも成り立つ内容になっていないか、最後に自己点検してから出力して下さい。
詳細版で押さえるべき入力のコツ
詳細版プロンプトの効果を最大化するために、いくつかの入力のコツを押さえておきましょう。特に「成果や数字」の欄は、曖昧にせず具体的な数値を入れることで出力の質が大きく変わります。
| 入力欄 | 良い例 | 悪い例 |
|---|---|---|
| 成果や数字 | 売上前年比120%達成、参加者50人→80人に増加 | 売上を伸ばした、参加者が増えた |
| 惹かれた点 | SaaS事業の急成長と、顧客伴走型の営業スタイル | 成長している会社だから |
| NGにしたい表現 | 「貴社の理念に共感」「成長したい」 | (空欄のまま) |
また、「NGにしたい表現」の欄を活用することで、ありがちなテンプレート感を排除できます。「貴社の理念に共感しました」のような定型表現を除外するだけで、文章の独自性が一段上がります。
詳細版の回答例
以下は、著者がChatGPT5.2を使用して出力した結果です。

【レベル3】ステップバイステップ版プロンプト:論理構成から組み立てたい人向け
ステップバイステップ版の特徴
3つ目のプロンプトは、志望動機を「設計」するためのものです。結論の固定→企業の魅力の具体化→経験の整理→接続→入社後の行動、という5つのステップを明示することで、AIに段階的な思考を促します。いわゆる「チェーン・オブ・ソート(Chain of Thought)」と呼ばれる手法で、AIが論理を飛ばさずに出力する効果があります。
論理的に筋の通った志望動機を自分の力で組み立てたい方には、このステップバイステップ版が最適です。各ステップの出力を確認しながら進められるため、どこで論理が弱いかも把握しやすくなります。
ステップバイステップ版プロンプト全文
# 役割
あなたは採用文章を構造化して強くする、志望動機の設計者です。
# 目的
【応募先】向けに、筋の通った志望動機を段階的に組み立て、【文字数】で完成させます。
# 入力欄 ※【括弧内変更】
応募先:【例:株式会社◯◯】
職種・コース:【例:エンジニア職】
惹かれた要素3つ:【例:技術/顧客/文化】
経験エピソード候補2つ:【例:研究/開発/部活運営】
強み:【例:やり切る力】
入社後やりたいこと:【例:◯◯の改善/△△の開発】
文字数:【例:400字】
# 出力のルール
最初に「結論(志望理由)」を1文で作って下さい。
次に「惹かれた要素」を優先度順に並べ、各要素に対して根拠を1行ずつ添えて下さい。
次に「自分の経験」をSTAR(状況→課題→行動→結果)で短く整理し、応募先の要素と接続して下さい。
最後に「入社後の貢献」を具体的な行動レベルで述べ、全文を【文字数】に整えて下さい。
# 備考
手順思考を明記します。
(1) 結論を固定する。
(2) 企業側の魅力を具体化する。
(3) 自分の経験を事実と結果で示す。
(4) 両者の接続を一文で言い切る。
(5) 入社後の行動で締める。
各ステップが欠けていないかを確認してから出力して下さい。
STAR法を活用した経験の整理方法
ステップバイステップ版の核となるのが「STAR法」です。STAR法とは、Situation(状況)・Task(課題)・Action(行動)・Result(結果)の4要素で経験を整理するフレームワークのことです。この形式で入力することで、AIが経験を論理的かつ具体的に文章化してくれます。
- Situation(状況):どんな場面・環境だったか(例:30名規模のゼミで広報を担当)
- Task(課題):何が問題・目標だったか(例:参加者が前年比30%減少していた)
- Action(行動):具体的に何をしたか(例:SNS運用を刷新し、週3回の投稿体制を構築)
- Result(結果):どうなったか(例:参加者数が前年比150%に回復)
入力時に上記の4項目を意識してエピソードを整理しておくと、プロンプトの効果が最大限に発揮されます。
ステップバイステップ版の回答例
以下は、著者がChatGPT5.2を使用して出力した結果です。

3つのプロンプトの比較と選び方
レベル別の比較表
ここまで紹介した3つのプロンプトを、目的や特徴ごとに整理します。自分の状況に合ったものを選ぶ参考にしてください。
| 項目 | シンプル版 | 詳細版 | ステップバイステップ版 |
|---|---|---|---|
| 想定ユーザー | 初めて志望動機を書く人 | 説得力を高めたい人 | 論理構成から組み立てたい人 |
| 入力項目数 | 7項目 | 11項目 | 7項目 |
| 出力の特徴 | 汎用的で読みやすい下書き | 具体的で採用担当者を意識した文章 | 段階的に構築された論理的な文章 |
| おすすめ場面 | エントリー初期の量産 | 本命企業のES提出時 | 面接対策も兼ねて準備したい時 |
| 所要時間の目安 | 5分程度 | 10〜15分程度 | 15〜20分程度 |
自分に合ったプロンプトの選び方
迷った場合は、まずシンプル版で全体の感覚をつかみ、本命企業の志望動機には詳細版を使うという流れがおすすめです。ステップバイステップ版は、面接でも「なぜ御社なのか」を論理的に答えたい場合に特に力を発揮します。
大切なのは、プロンプトに頼りきるのではなく、出力結果を自分の言葉で必ず見直すことです。AIが作った文章をそのまま提出するのではなく、自分のエピソードや想いが正確に反映されているかを確認しましょう。複数のプロンプトを組み合わせて使うのも効果的です。
志望動機プロンプトを使う際の注意点
AI生成文をそのまま提出するリスク
AIが生成した文章は構成が整っている反面、どうしても「型にはまった印象」を与えることがあります。特に採用担当者は多くのエントリーシートを読んでいるため、AI特有の表現パターンに気づくケースも増えています。出力された文章は必ず自分の言葉で書き直し、体験に基づく表現を加えてください。
AIは「たたき台」を作るツールであり、最終的な仕上げは自分自身で行うという意識が不可欠です。
より質を高めるための追加プロンプト例
一度出力した志望動機をさらにブラッシュアップしたい場合は、追加のプロンプトを投げることで改善できます。以下のような指示が効果的です。
- 「この志望動機を採用担当者の視点で添削してください」
- 「同業他社でも通用する部分があれば指摘してください」
- 「もっと具体的なエピソードを盛り込んだバージョンを作ってください」
- 「文字数を○○字に圧縮してください」
このように、生成→添削→修正のサイクルを回すことで、志望動機の完成度は飛躍的に高まります。
まとめ
本記事では、志望動機を効率よく作成するためのプロンプトを3パターン紹介しました。シンプル版は手軽に下書きを作りたい方に、詳細版は本命企業向けに説得力を高めたい方に、ステップバイステップ版は論理構成から丁寧に組み立てたい方に、それぞれ適しています。どのプロンプトも、入力欄を自分の情報に書き換えるだけですぐに使い始められます。ただし、AIが出力した文章をそのまま使うのではなく、自分の経験や想いが正確に反映されているかを必ず確認してください。プロンプトを上手に活用し、あなたらしい志望動機を完成させましょう。
