ベンチャーは離職率が高い?数字を見るときの注意点
離職率の数字は、会社の働きやすさを知る手がかりとして、よく使われます。ただ、ベンチャーの場合は、数字の読み方に注意が必要です。見るときの注意点を整理します。
離職率の数字が揺れやすい理由
従業員数が少ない会社では、数人の退職で割合が大きく変わります。また、会社が若いと、勤続年数の長い社員が少なく、数字の意味が変わります。
確認したい点
計算の対象と期間
全社員か新卒か、1年の数字か3年の数字かを確認します。条件が違うと、他社と比べられません。
退職の理由
転職や独立など、前向きな退職か、働き方の不満による退職かで、意味が変わります。
採用の人数との関係
人員が増えている会社では、離職率が低く見えることがあります。採用人数と合わせて見ましょう。
数字が公開されていないとき
面談で、次のように聞いてみてください。
– 新卒で入社した人の、3年後の在籍の状況
– 退職した人の、主な進路
– 在籍期間が長い社員の、役割
数字以外の手がかり
社員インタビューの人数や、入社年の幅、管理職の勤続年数なども、組織の定着を知る手がかりです。
判断の考え方
数字が高いこと自体は、必ずしも悪いとは限りません。理由を聞き、納得できる説明があるかで判断しましょう。
TechSuiteを調べるとき
TechSuiteの定着に関する情報は、人事に質問して、最新の内容を確認してください。
具体的な場面で考える
たとえば、Yさんが、従業員30人のベンチャーの離職率を調べた場面です。去年は3人が退職し、離職率は10%でした。一見すると高く見えますが、退職した3人のうち2人は、独立と転職で、前向きな理由だったと、面談で聞きました。数字の割合だけでなく、退職の理由と、残った社員の声を聞くことで、実態の解釈が変わります。
よくある質問
離職率が低ければ、安心ですか。
低くても、働きやすいとは限りません。社員の声と、制度の運用もあわせて確認してください。
新卒の定着は、どう確認しますか。
新卒入社の社員が、3年後に何人在籍しているかを、面談で聞いてみましょう。
離職率が高い会社は、避けるべきですか。
理由と背景を聞いて判断しましょう。成長して次に進む人が多い会社もあります。
まとめ
ベンチャーの離職率は、計算の条件、退職の理由、採用人数との関係を見て読みます。数字だけで判断せず、背景を質問しましょう。
